Electron実行環境構築
Electronで何ができるのか?
Electron(エレクトロン)は、Node.jsで動くライブラリです。
JavaScript,HTMLなどのスクリプト言語は、ウェブブラウザ上で動くのが一般的ですが、Electronライブラリを使うことによって、Windows, Mac上のデスクトップアプリを作ることができます。
ElectronのWebサイト (参考:Electronの公式サイトはココ)
Electronの日本語のドキュメントも充実しています。
インストールのために公式サイトに行く必要はなく、APIなどの情報が知りたい場合必要になります。
Electron利用の環境を整える
Electronでアプリ開発するためには、下記の環境が必要です。
- Node.jsのインストール
- npmを使ったElectronのインストール
Node.jsのインストール
Node.jsは、JavaScriptのランタイムエンジンプログラムです。
また、JavaScriptのパッケージ管理などの機能も標準で入っており、Electronもこの機能(npm)を使ってインストールおよびアップデートを行います。
Node.jsの公式サイト (参考:Node.jsの公式サイトはココ)
Node.jsのバージョン確認
Node.jsが正しくインストールされたかをチェックしましょう。
Windowsの場合はコマンドプロンプトを開いて、下記のコマンドを入力し実行してみてください。
node --version
バージョンが表示されれば無事にインストールされたことが確認できます。
npmを使ったElectronのインストール
Node.jsが無事インストールできたので、Electron自体をインストールしたいと思います。
同じくコマンドプロンプトを開いて、下記のコマンドを入力し実行してみてください。
npm install -g electron
コマンドには、”-g”のオプションをつけてください。
そうすることにより、あなたのパソコン環境であればどこでもElectronを実行できるようになります。
便利なので、必ずこのオプションをつけましょう。