音声と動画を同期させる方法-FFmpegを使った動画編集

ある動画を観ていたら、映像は正常に進むけど、途中で音声が途絶えてモヤモヤした経験はないでしょうか?

 

この記事では、そのような動画をお持ちで困っている方を対象に対策方法をご紹介します。

 

 

下記の問題を想定して対策方法を紹介します。

 

  • 途中で音声が途絶え、ある一定期間の無音が続く
  • 一定期間の無音が終わると、何事もなかったように音声が再開される

 

上記症状から、音声の時間情報が壊れてしまい、画像と音声が同期再生されていないことがわかります。

 

対策方法としては、音声情報を修復してあげること。

 

音声エンコード方式によって対策方法は多岐にわたるため、費用対効果が高い方法として、下記を提案します。

 

  1. 動画から映像データと音声データを分離する
  2. 映像データと音声データの時間を比較する
  3. 音声データの無音期間を特定して削除し、新たに音声データを作成する
  4. 分離した映像データと新たに作成した音声データを結合する

 

それでは、それぞれの作業方法を解説していきます。

 

動画編集で使うツール

 

今回の作業で使うツールは、FFmpegのフリーソフトウェアだけです。

 

インストールの仕方は簡単で、公式サイトからファイルをダウンロードし、お好きなフォルダに保存すればOkです。

 

FFmpegのインストールの仕方と使い方はこちらの記事から確認できます。

 

動画から映像データと音声データを分離する

 

 

映像データと音声データの時間を比較する

 

 

音声データの無音期間を特定して削除し、新たに音声データを作成する

 

 

分離した映像データと新たに作成した音声データを結合する

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

 

フリーソフトウェアのFFmpegを使うだけで、無音期間を除去した動画を作ることができました。

 

作業としては少し複雑ですが、作業ステップを細かく分けて行うだけで対策可能なことがわかっていただけたかと思います。

 

このような問題が起きたら、ぜひトライしてみてください。

 

※必ずバックアップはしっかり取ってから実行してください。
※必ず成果を保証するものではありませんので、自己責任でお願いします。

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